手作りタグでファーストアートにひと工夫!プラバンタグの作り方

手作りタグでファーストアートにひと工夫!プラバンタグの作り方
こんにちは、楸(ひさぎ)です。今回はファーストアートにひと工夫を加えるネームタグの魅力についてご紹介します。

ファーストアートにひと工夫!ネームタグの魅力

 ファーストアートに取り組む子ども

ファーストアートは、お子さんの成長の一つひとつを大切に記録していく素敵な方法ですよね。初めてのお絵かき、初めての色塗り... これらの「初めて」を形に残していく中で、もう少し個性を加えたいと思いませんか?ここで登場するのが、ネームタグの魅力です。

ネームタグと一言に言っても、その種類はさまざま。革、木材といった材料から、さらには自分で作ることができるプラバン(プラスチック板)を使ったものまであります。それぞれの材質が持つ質感や色、そして作り手の思いが込められることで、ファーストアートにさらなる深みを与えることができます。

特にネームタグをファーストアートに取り入れることの魅力は、ただ単に名前を記録するだけでなく、その作品に「誰の、どんな瞬間」かを明確に示すことができる点にあります。お子さんの名前や作った日付、さらには小さなメッセージを加えることで、その制作物は一層特別なものになります。

タグは素材で印象が変わる!

ファーストアートのイメージ

ネームタグに使う素材の選択は、作品に与える影響が非常に大きいですよね。革、木、プラバンなど、様々な素材がありますが、それぞれが持つ「温もり」や「質感」、「色の鮮やかさ」が、作品の雰囲気を大きく左右します。

革製のタグ

高級感と耐久性を感じさせる印象を与えます。時間とともに変化していく革の風合いは、作品に深みと物語性を加えます。ヴィンテージやレトロなスタイルのファーストアートにマッチし、長年にわたって価値が増すような作品に適しています。

出典:ヌメ革アートタグ / ファーストアートタグ 額縁プレート Creema商品リンク

木製のタグ

木製のタグは自然の素材感が強く出るため、ナチュラルで落ち着いた印象を与えます。木目の美しさが、作品に深みを加えるでしょう。

参考:ミニファーストアートタグ(木製)Amazon商品リンク

プラバンのタグ

プラバンを使用したタグは、透明感のある素材が特徴で、独特の軽やかさとモダンな印象に仕上がります。マーカーで自由にデザインを描き、オーブンで焼くことで、簡単に世界に一つだけのオリジナルタグを作ることができます。


タグを選ぶ際には、単に名前を書き込むためだけでなく、作品にどのような「物語」を加えたいかを考えるといいですね。素材ひとつ取っても、そこには無限の可能性が広がっています。子どもの成長記録としてのファーストアートに、ぜひネームタグを加えて、作品にさらなる個性を与えてみてください。

タグは買う?作る?

買う派の意見

多少お金をかけても良いからとびっきりおしゃれな作品にしたいという方は、市販のタグを買うことをおすすめします。CreemaやMinneといったハンドメイドサイトでクリエイターの方が手作りのオリジナルタグを販売していますし、Amazonや楽天でも購入できます。
クリエイターさんの確かな技術力でおしゃれなタグが手軽に手に入る点が魅力です!

作る派の意見

自分でタグを作る最大の魅力は制作過程も含めた思い出作り!完成した時の達成感や、自分たちの手で作り上げた作品を眺める喜びは、市販のタグでは味わえない特別なもの。

また、作品に完全に合わせたカスタマイズも可能なので、子どもの名前はもちろん、生まれた日付や特別なメッセージ、お気に入りのイラストなど、想いを形にできるのは自作ならではの喜びです。 

プラ板で作るオリジナルネームタグの作り方

では、ネームタグをハンドメイドする際の手順の一例としてプラバンを使ってオリジナルネームタグを作る方法についてご紹介します。

1.材料を準備しよう

まずは、プラバン(縮むプラスチック)、マーカー、オーブントースター、そして好みのステッカーを用意しましょう。今回はいずれもセリアで購入しました!参考までにダイソーで類似商品のリンクを貼っておきますので皆様の最寄りの100円ショップで探してみてください。

2.カットしてプラバンの形を整える

プラバンは加熱すると大体、縦横それぞれ半分くらいの大きさに縮みます。そのため、完成した時に必要な大きさを測っておき、縦横それぞれ2倍程度の大きさでカットしましょう。
今回は「太郎」という仮名で作ってみました。アルファベット1文字あたり1cm必要だったので縮んだ際に縦1.5cm、横6cmくらいになるように縦3cm、横12cmでカットしました。

直接名前を書く場合は加熱する前に書いておきましょう、加熱すると文字も縮むので太めのペンで書いた方がはっきりした字になりますよ。

3.オーブンで焼く

プラバンをアルミホイルを敷いたオーブントレイに乗せ、オーブントースターで熱します。温度は製品の説明書に書いてありますが、だいたい160度から180度の間で1〜2分加熱します。プラバンがカールしてきても焦らず待ってみてください。しばらくすると再び平らになります。完全に平らになったら、あとは冷まして固めるだけです。

4.装飾して貼り付ける

焼きあがったプラバンが冷めたら、ステッカーなどで装飾して、作品に接着剤で貼り付けて完成です!



いかがでしたでしょうか?ネームタグをつけることでグッと作品としての完成度も高まった気がします。数百円程度から始められるので、ぜひファーストアートに挑戦するときは参考にしてみてください。

他にもファーストアート制作や子供の創作活動に関するお役立ち情報を発信しているのでご覧いただけると嬉しいです!

 

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