こんにちは。楸(ひさぎ)です。
今回は、よくママパパから聞く
「うちの子が何が好きで、何に興味を持っているのかわからないんです」
というお悩みにこたえたいと思います。
未就学児が興味あるものって一般的になんだろう?
そもそも自分が子どもの時に興味あったものって何だっけ?今の子って自分とは違うものが好きなの?
普段保育園に通っていて遊びや興味を吸収してくるから、親の目は届かなくてわからない!なんていうママパパの声をよく耳にします。
未就学児の場合、興味や活動のジャンルは小学生以上とは異なり、この年齢層の子どもたちは、基本的な技能と概念を学んでいます。
もちろん流行りの歌をお友達から聞いて覚えてきたり、おうちで見ているYouTubeからおもちゃの情報を手に入れて欲しがったり、「いつの間にどこで覚えたの?」ということを知っているかもしれませんが、基本的には下記にあげるような単純で創造的な遊びを好む傾向があります。
- 基本的なスポーツと運動:
- かけっこ、隠れんぼ、鬼ごっこ
- 簡単なボール遊び
- 基本的な体操やバランス遊び
- アートと手工芸:
- 指で絵を描く、簡単な塗り絵
- 粘土やプレイドウでの形作り
- 簡単な切り貼り、ビーズなどを使った工作
- 教育的な遊び:
- 数字や文字の認識
- 簡単なパズルや形合わせゲーム
- 絵本の読み聞かせ、簡単な物語を作る
- 音楽とダンス
- 簡単な楽器の演奏(鼓、シンバルなど)
- 歌う、リズムに合わせて踊る
- 音楽を聴いての体の動き
- 自然と探検
- 身近な動物や植物を観察
- 砂場での遊び、水遊び
- 散歩中の自然探索
- 社会性とコミュニケーション
- ロールプレイングゲーム、ままごと
- 他の子どもたちとの簡単なゲーム
- 家族や友達との会話、ストーリーテリング
未就学児の活動は、遊びを通じて学び、社会的な技能を育むことに重点を置いています。また、この年齢の子どもたちは、新しいことを学ぶ能力が非常に高いため、多様な体験を提供することが大切です。
どうやったら子の興味が探れるの?
お子さんの好みや興味を知るためには、大きく分けて2つの方法があります。
大事なのは「会話」と「観察」です。
まず、お子さんとの会話を増やすことが重要です。
もちろん、保育園に言っていたり、ママパパも家事やいろんなことに追われてなかなかゆっくりお話しする時間は取れないですよね。
それでもご飯の時間は席について一緒におしゃべりを楽しむとか、寝る前にギュッとしながらお話しするとか、1日数分でもいいから、ぜひお子さんとの会話を増やす意識をしてみてください。
興味や好きなことについて直接尋ねるのも良いですが、日常の会話の中で自然にその話題が出るのを待つのも一つの方法です。
また、お子さんが過ごす時間を観察することも有効です。これだったら家事の間にちょっと覗いてみるだけでもわかることがあるかもしれません。
何に時間を費やしているか、どのような活動に夢中になっているかを見ることで、その嗜好を理解する手がかりになります。
さらに、さまざまな新しい体験を提供してみるのも良いでしょう。
前述の通り、未就学のお子さんは特に吸収力の高い時期です。
異なる種類のアクティビティや趣味、本、映画などを紹介し、その中でお子さんが特に興味を示すものを見つけることができます。また、保育園や地域のイベント、習い事体験に参加することも、新しい興味を見つけるきっかけになることがあります。
子供の興味や好みは時間と共に変化することもあるため、定期的にこれらの方法を試し、お子さんの成長と共に変わる嗜好を理解することが重要です。
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もしかしたら新しいお子さんの興味の芽を育てるきっかけになるかもしれません。