こんにちは、楸(ひさぎ)です。
子どもが心を込めて描いたキャンバスの作品は、家庭に喜びと色をもたらします。とはいえ「子どもの作品を飾る!」と言ってもどんな飾り方がいいのか?お悩みの方も多いかと思います。今回は、そんなお悩みをお持ちの方に読んでいただきたい記事を書きました。
ぜひアイデアの参考にしていただけると幸いです。
イーゼル VS 壁掛け:どっちがいい?
まずキャンバスアートを飾るとしたら、イーゼルに立てかけるか、壁掛けか…のどちらかが思い浮かぶと思います。それぞれのメリットデメリットを見ていきましょう。
イーゼルのメリットデメリット
メリット
- 可動性: イーゼルは移動が容易なため、作品を家の中の異なる場所に簡単に展示できます。
- 強調表示: イーゼルに作品を置くことで、作品が目立ち、より注目されます。
- 柔軟性: サイズが異なるキャンバスも、イーゼルの調整により展示が可能です。
- 取り付けが簡単: 壁に掛ける必要がなく、取り付け作業が不要です。
- デコレーションの一部: イーゼル自体がインテリアの一部として機能し、装飾的な要素を加えます。
デメリット
- 安定性の問題: イーゼルは倒れやすいため、子供がいる家庭では注意が必要です。
- スペースの制限: イーゼルは床のスペースを取るため、狭い部屋では不向きかもしれません。
- ほこりや汚れ: イーゼルに展示された作品は、壁に掛けるよりもほこりや汚れが付きやすい。
- アクセシビリティ: 低い位置に置かれたイーゼルは、小さな子供やペットによって作品が破損するリスクがあります。
- 限定的な展示: イーゼルには一度に一つの作品しか展示できないため、複数の作品を同時に展示することは難しいです。
イーゼルを使用する際は、これらの点を考慮し、家の環境やニーズに合った方法を選ぶことが重要です。
壁掛けのメリットデメリット
メリット
- スペース効率: 壁に作品を掛けることで、床のスペースを節約できます。特に狭い部屋に最適です。
- 安全性: 壁に固定された作品は、倒れたり移動したりするリスクが低いです。子どもやペットがいる家庭に安心です。
- デザインの自由度: 複数の作品を並べたり、異なるサイズや形のキャンバスを組み合わせることで、創造的な壁のデザインが可能です。
- 視認性の向上: 壁に掛けることで、作品がより目立ち、家族や訪問者に簡単に見てもらえます。
- 永続的な展示: キャンバスを壁に掛けると、作品が家の永続的な装飾の一部になります。
デメリット
- 取り付けの手間: 壁にキャンバスを掛けるためには、釘やフックの取り付けが必要になる場合があり、作業が必要です。
- 壁の損傷: 釘やフックを使うと、壁に穴が開いたり、塗装が損傷することがあります。
- 移動が難しくなる: 一度設置すると、作品を移動させるのが難しくなります。展示位置の変更には再度の取り付け作業が必要です。
- ほこりや日焼け: 壁に掛けたキャンバスは、ほこりが溜まりやすく、直射日光に長時間さらされると色あせる可能性があります。
- スペースの制限: 壁の空きスペースが限られているため、多数の作品を同時に展示するのが難しい場合があります。
子どものキャンバス作品を壁に掛ける際は、これらのメリットとデメリットを考慮して、最適な展示方法を選ぶことが重要です。
他にもある?作品の展示方法
イーゼルへの立てかけ、壁への貼り付け以外にも、子どもの作品の展示方法アイデアはたくさんあります。
- フローティングシェルフ: 壁に浮遊感のある棚を設置し、キャンバスを並べて展示。これにより、作品の交換が容易になり、空間に奥行きが生まれます。
- ピクチャーレール: 壁にピクチャーレールを取り付けて、キャンバスを吊るす。これにより、作品の位置を自由に調整でき、取り外しや交換が簡単です。
- マグネットペイントまたはメタルストリップ: 壁にマグネットペイントを塗るか、金属のストリップを取り付け、キャンバスにマグネットを付けて展示します。
- アートワイヤーシステム: 天井や壁にワイヤーを張り、クリップやフックを使ってキャンバスを吊るす。これはモダンでスタイリッシュな展示方法です。
- コルクボードまたはフォームボード: 大きなコルクボードやフォームボードを壁に設置し、その上にキャンバスをピンで留める。子どもが自分で作品を追加しやすい方法です。
- 折りたたみスクリーン: 折りたたみ可能なパーティションやスクリーンにキャンバスを展示。これにより、移動が容易で、空間を分割する効果もあります。
- ウィンドウアート: キャンバスを窓辺に設置し、自然光を背景に作品を際立たせます。特に明るい色の作品に適しています。
- アートクリップボード: クリップボードを壁に取り付け、そこにキャンバスをクリップで留める。これにより、作品の追加や交換が非常に簡単になります。
これらのアイデアは、子どもの作品を美しく、かつ機能的に展示するのに役立ちます。展示方法を選ぶ際は、利用可能なスペース、作品のサイズ、そして家の装飾スタイルを考慮することが大切です。
ただ、お子さんが生まれて持ち家にした、という方は壁に穴をあけて棚を取り付けたり、なにか貼り付け、はがす時にあとが残ってしまっても問題ないかもしれませんが、賃貸だとどうしてもそうはいかないですよね。
賃貸でも安心!ダメージフリーの飾り方
そこで、賃貸でも活用できる飾り方アイデアを3つ紹介いたします。
- コマンドフック: 壁を傷つけない粘着フックで、キャンバスを簡単に掛けられます。フックではなく、キャンバスそのものを取り付けてもいいですね。
- フローティングシェルフ: 取り外し可能な棚を使って、作品を飾りましょう。
軽いものであれば、可能です。ただ、壁に穴をあけられず、後も残せないとなると、どうしてもシェルフ系は落ちてしまうのが懸念されます。
小さい子どもがいる家庭やペットを飼っているご家庭はリスクが高いので避けたほうがいいかもしれませんね。
- ピクチャーレール: 窓枠やドアフレームを利用して、作品を吊るすことも一案です。
また、今のおうちはもとからピクチャーレールがついていることもありますよね。そのような場合は簡単に活用できるのでぜひアイデアの1つとしていれてみてください。
まとめ
子どものアート作品は、家庭にとってかけがえのない宝物。これらの方法を活用して、作品を安全に、そして美しく飾ってください。賃貸住宅でも、工夫次第で素敵なアート空間を作ることができますよ!
また、MadebySweetieのキットでは「飾るまで」を目的としているため、キャンバスを壁に直接貼れるホールドガム(粘着物質)をセットで付けています。ぜひこちらも活用してくださいね。